◇隊長さんと万屋さん◇【非募】

お邪魔しやすぜィ。あ、これ土産でさァ
（扉を開けてもらい、言われるままに家の中へと上がり込んでからふと思い出したように手に提げていたイチゴ牛乳とチョコを含んだ菓子の入ったビニール袋を渡して。
そのまま部屋の中に入り、「メガネとチャイナは出掛けてんですかィ？」と珍しく静かな部屋を見回しながら尋ねて）

（/こちらこそよろしくお願いします！ロルの長さとか表記はこんな感じで大丈夫でしょうか…？ご要望あれば変えますよー！）

お、流石総一郎くん。気が利くねェ。
(相手が家の中に入るのを見届けるとバン、と扉を閉めて手に提げているビニール袋を目で追うようにすれば嬉しそうに受け取って。「ちっと仕事に出掛けててな、神楽は置いといた方が良かったかな〜？」と問いかけると相手より先にソファーに腰掛けて)


(/いえいえ、これでOKです！本体はあまり長いのはついていけないもので…笑)

旦那、俺は総一郎じゃねーです。総悟でさァ
（相変わらずのその呼び名にあまり気にしていない口調ではあるものの、首だけ軽く相手を振り返って訂正して。「それで旦那は仕事しねえでここでダラダラしてたっつーことですかィ。いや、チャイナは別にいりやせんが」と相手と向かい合わせのソファに腰掛けて）

（/それならよかったです！）

わぁってるって。総一郎くんでしょ？大丈夫だよ、覚えてるから。
(頭をポリポリ掻き毟ながら相手の訂正など気にもせず何が大丈夫なのかそう言い張って。「いや、違うよ？俺ァこの家の安全を守る為に残ったんだよ。泥棒でも入ったら大変でしょーが。…そう？なら良いけど。」と向かいのソファーに座った相手を眺めてビニール袋からイチゴ牛乳を取り出し)


(/はい！それでは本体はドロンしますね！)

なにも大丈夫じゃねーじゃねえかィ
（結局訂正しても同じ呼び名で呼ぶ相手をじとっとした目で見ながら静かにつっこみを入れて。「旦那、泥棒は金があるところに来るモンですぜ。家賃も払えねえ家には来るわけねえでさァ」と相手の言い訳にやれやれと言いたげな口調で返して）

何そのツッコミ。何か銀さんやりにくいんですけどー。
(静かにツッコミを入れられると何を思ったのか真顔で相手のツッコミにケチをつけて。「何？何この子。人の家貶したよ？この子。…しゃーねェだろォ？もう設定がそうなんだから。俺がいくら頑張っても家賃払えない設定は覆せないんだから。」と最もなことを言われると急に現実的になって)

気の効いたつっこみはメガネあたりにでも頼んでくだせェ
（真顔でケチをつけてくる相手をチラッと見やりながらあくまでも冷静に返して。「貶してやせんぜ、あくまでも事実でさァ。設定に負けちゃいけやせんぜ」と相手の話を右から左へと流しながら慰めになっているのかいないのか微妙な言葉を返してからふと下げ気味にしていた顔をふと上げて、「旦那、茶くだせェ。持ってきたやつ食いやしょ」と提案し）

もうちょと努力をしなさい、努力を。最近の若い子はすぐ諦めるからダメなんだよ。
(何様のつもりなのか冷静な相手を見るなり腕を組んで述べて。「事実とか言わないの。銀さん意外とガラスのハートなんだから。…設定は負けるとかそういう問題じゃないからね、もう負けた所から始ってるからね？」と夢を壊す様なことを淡々と言い。「へいへい、茶ァね。」と立ち上がり相手にお茶を出すと同時にイチゴ牛乳を入れるコップを自分の前に置き、お菓子の袋を開けて)

努力すんのは旦那の方ですぜ。つーかアンタ何様でさァ
（腕を組んでどことなく偉そうな口調と態度の相手にへいへいと流すように言いながらへらっと笑って。「いや、旦那がパチンコとかに使っちまうからじゃねーですかィ」とじとっとした目で相手を見つめて同じように淡々とした口調で言い。
茶を持ってきてくれた相手に軽く礼を言ってから受け取り、相手の開けた菓子の袋を見ながら「それうまそうだと思いやせん？バレンタイン限定らしいんで買ってみやした。どうせ旦那誰にももらってねーんでしょ？」とくすっと冗談めかした口調で言いながら茶を一口飲んで）

俺ァ努力しなくても出来る男なんだよ。銀時様に決まってんだろーが。
(何処にそんな根拠があるのか自信満々に述べて、相手がヘラッと笑えば此方もニヤッと笑って。「…アレだよ。パチンコとかは別だから。ガキには大人の遊びが分かんないかねェ。」と苦し紛れに肩を上げ下げして見せて。お菓子の袋に視線を落とすと「おう、俺が好きそうなの分かってんじゃーん。…そこ突つくなよォ、バレンタインってあえて気づかないフリしてたのによォ！」と少し涙目になりながら机に自分の頭を叩きつけ)

ふーん？そりゃどういうとこができんですかねィ？
（無根拠な自信からニヤッと笑いながら発言する相手にこちらも同じようにニヤッとした笑みを浮かべ、相手をおちょくるような声色で言ってみて。「…旦那、言い訳はよくねえですぜィ」と少し呆れたような口調で笑い。
「あー、やっぱりもらえなかったんですかィ？これさっきもらったんであげまさァ」と完全にニヤニヤとしながら涙目になる相手にさらに追い討ちをかけてやろうと先程自分がもらったチョコを手渡して）

……そ、そりゃ…アレだよ…。【自主規制】とか……？
(深い所を聞かれるとそれについての答えは考えていなかったようで、おちょくって来る相手にとんでもないことを述べ。「言い訳じゃねーよっ！ちゃんとした理由だもーんっ！」と子供のようにムキになり大声で否定して。「……いらねェよォォォオオォオ！人を馬鹿にしちゃいけないって学校で習わなかったァァアァ？！」と手渡されたチョコレートを床に思いっきり叩きつければグズッ、ズビッ、とソファーにあお向けになり泣き出して)


(/一旦落ちます！また夜に来ますね！お相手感謝でした！)

旦那は【自主規制】もできねえと思いやす
（とんでもない発言が飛び出すも、今更そんなことにうろたえるわけもなく、むしろ当たり前のようにその言葉を発してさらっと相手の発言を否定して。相手の大声を軽減しようと両手で軽く耳を塞ぎながら、「子供みてえでさァ…」と相手に聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟いてくすっと笑い。「あーあ…それ、手作りらしいですぜィ？旦那ひでぇ」と非難するような口調で言うものの実際はさほどそのチョコに思い入れはないのか床に転がるチョコを眺めながら言うがさすがに泣くとは思っていなかったのか一瞬驚いた表情を浮かべてから立ち上がって相手に近づき、「…まぁ、落ち込まねえでくだせェ」と頭をぽんぽんとなでるも言葉は未だ追い討ちをかけることを言っていて）

（/了解です！こちらこそお相手感謝です！）

何？【自主規制】も出来ないって俺何だと思われてんのッ？！
(出来ないと言われると、いくらとんでもないこととはいえ何だか悔しくなり言い返してみて。耳を塞いでいる相手をチラッと見ると「今子供とか言っただろっ。」と運悪く聞こえてしまったので目を細めながら問いかけて。「知るかァ！手作りだろーと俺に向けて作ったモンじゃねェんだよッ！……べ、別に落ち込んでないし？コレ汗だから、銀さんそんなんで落ち込まないからっ！」とよっぽどチョコが欲しかったのか未だに泣いていて、頭をぽんぽん撫でられると余計悲しくなり)

え？えーと…ダメな人でさァ
（何だと思われてると聞かれてもとくに浮かばず、考えながらとりあえず思い付いた言葉をなぜか誇らしげに答えて。「…気のせいだと思いやすぜィ」と聞こえるように言ったわけではなかったため少しバツが悪そうに顔を背けて言って。「あー、へいへい。落ち込んでんですねィ。旦那は目から汗出るんですかィ、すげえ」と未だにおちょくるつもりなのかぽんぽんとなでるのはそのままに意地の悪い表情で相手の顔をのぞきこんで）

………何誇らしげにしてんのォ？あのね〜、総一郎くんはもっと人を気遣う心を持たないと。
(いつも周りからそんな様なことは言われているが、面と向かって言われるとショックを受けつつ述べ。「…あー、そうですかァ。」と疑わしい目つきで答えてれば頭の後ろで腕を組んで。「落ち込んでねェっつてんだろッ！…人が泣いt……目から汗出てんのに、そんなことしか言えないのっ、汗拭いたげるとか出来ないのォ？」と相手の意地の悪い表情を目にすれば鼻水をすすりながらお母さんの様な口調で)

え？あー…い、いい意味で、でさァ
（相手がショックを受けているのが表情からありありとわかり、さすがにいい加減フォローすべきかと言葉を付け足すも、それがまたさらにわけのわからないことになってしまい苦笑を浮かべて。「疑ってんですかィ？人間信じることが大切ですぜ」とそこらへんで聞いたようなフレーズ相手の疑いの目から逃れるように言ってみて。「旦那どこのかーちゃんですかィ…あいにく俺は人の汗拭いてやるような労力持ち合わせてやせん」とお母さんのような口調の相手に呆れたような表情と口調で答えて）
（/寝落ち申し訳ないです…

良い意味って何ィ？！フォロー下手すぎんだろっ！余計傷つくんですけどォ！
(相手に訳の分からないフォローをされるとショックを受けたのが表情に出ていたのかと、口元を手で覆いながらツッコミ口調で苦笑いをしている相手に述べて。「そんなこと言っちゃって、銀さんは全部お見通しですゥ。」とまるで子供を扱うかのように相手の前髪をパフパフ手で叩いて。「はんっ、相変わらず可愛くねェな！お母さんはそんな子に育てた覚えはありません！」と涙をゴシゴシ拭きながらお約束のフレーズを口にして)

(/いえいえ！大丈夫です、気にしないでくださいね！)

いい意味でダメなんでさァ。まぁとりあえずいい意味なんでさァ多分
（自分でもフォローが下手だったと自覚するも今更他になにかフォローできる言葉があるかというとそんなものあるわけもなく、とりあえずそのフォローのままうまいこと逃げおおせようと考えて。「なにをお見通しだっつーんですかねィ？」としらばっくれながら仕返しと言わんばかりに相手の髪を片手でわしゃわしゃとかきなでてへらっと笑い。「え？いや俺、そもそも旦那に育てられた覚えねえですし。つーか旦那の子なんて嫌すぎまさァ」ともはやテンプレすぎる相手のセリフに苦笑してから仕方ないと言わんばかりにハンカチを出して相手に手渡して）

良い意味で駄目なんて聞いたこと無いてすけどッ？！無理矢理すぎんだろ、いくらなんでも。
(相手の適当すぎるフォローを聞けばに少し呆れ気味に上記を述べながら頭をぽりぽり掻いて深いため息をついて毎度のことながらツッコんで。「子供って言ったことだよ。俺ァ耳が良いんだよ。」と勝ち誇ったように言えば、嫌ではなくむしろ気持ち良かったのか黙って撫で受けて。「何言ってんの、いつもお世話になってるでしょーが。育ててる様なモンだよ？…何だよッ！俺の子だったらきっとイケメンになるよォ？…勘違いすんなよ、汗拭くだけだからな、コレ。」と感謝しろという勢いで述べれば手渡されたハンカチで躊躇なく涙を拭いて)