クモの巣に、かかったイヌと。（ 黒バス / 花黄 ）

ドリンクのオマケだったんだぜ、其れ。お前に似てるから合鍵に付けりゃ調度良いだろ？( 可愛い なんて聞けば口角上げてキーホルダーの説明をしておく。握られた手へ視線落とし若干口元緩めては ハイハイ と宥めるかのようにもう片方の手で手の甲を撫で遣り。握られた手は其の儘にリビングにある小ぶりのソファに腰下ろせば相手も横に座らせ「……で。俺と話したいんだったよなァ？」読み掛けで自室に放置している小説の続きが頭の隅で気になり乍も急かさぬよう出来るだけ穏やかに目を見据えて )

そうだったんスかぁ…え、俺って犬似なんスか？（納得したように何度も頷くが、そっくりと言われたことに疑問を抱いて笑顔のまま上記を訊ね、手を握っていたことに今更気付き、慌てて離そうとすると甲を撫でられたので、嫌じゃないんだ、と思い口元を緩めて握った手を見つめ、本のことを気にする相手のことなんかつゆ知らず、ソファに腰を下ろせば『そうなんス！お互い違う学校だから、いろんな話が聞けると思うんスよ！』と若干興奮気味に言い

犬似っつーか…かわいいだろ？黄色くてかわいい感じが似てんなァって。( すこし解釈をまちがえている相手。キーホルダーをぼんやり眺め乍 色とかわいい感じが 似ているのだと改めて説明し、伝わっただろうか、視線を相手にもどして様子をうかがう。若干興奮気味な相手の頭に手をぽん と。すこしは落ち着いてくれるだろう、右手は握られ左手は頭に置かされ両手が相手に触れている様子が妙に可笑しい。静かに笑んでは「落ちつけよ。昼飯食い乍ゆっくり話そうぜ？」小説の事等すっかり忘れてしまえば、そろそろ良い時間だと思い掛け時計に目を遣り乍 ）

かっ、かわ…な、何言ってんスか、俺は男っスよ!?（“可愛い”なんて小さいとき以来言われてなかったので、複雑な気持ちになったのか少しむず痒く思いながら、相手に視線を合わせてニッと笑い『有り難うっス、今度花宮さんにもキーホルダープレゼントするっス！』とお礼を告げては一つの提案を出し。頭に相手の体温を感じ取ると落ち着いて静かに頭の方に目をやり、昼飯と聞くと、もうそんな時間か、と思いながら頷き『そうっスね！ところで今日のお昼ご飯って何スか？』と小首傾げて訊ね

花宮さーん、ハッピーバレンタインっス！
女の子にいっぱいチョコ貰ったんで、花宮さんもどーぞ。…あ、カカオ100％のもいくつかあるっスよ！（両手にいっぱいチョコレートを抱えて相手の部屋の前に現れ、相手の好みのチョコをドアの前に置いてそっと部屋の前から離れ

＿＿彼奴、俺の好みわかってんじゃねェか。( 相手が部屋へ戻る音を聞き届け、やっとドアを開ける。チョコレートを拾い上げれば口角が上がり。今は眠っているだろう、タイミングを計らって。相手の部屋の前へ来ると「一丁前にモテてんじゃねェよ、バァカ。一日遅れちまったけど。」ドアの前に小さな包みを置き。それにはココアキャンディが入っており、チョコレートに飽き飽きしているだろう相手が美味しく食べられるよう選んだ物で。踵を返し自室へ戻れば眠りについて )

( /返事遅れてしまっており、大変申し訳御座いません。今週忙しくて。

時間が無いのでバレンタインのレスだけ取り敢えず返しておきますね!

近い内にもう一つも返します!もうバレンタイン終わってますし、バレンタインのレスは読んだら蹴って下さいね!! )