…………。 (嬉しい、と言われてしまえば少し頬を紅潮させ顔を逸らす。自分も同じ気持ちなのだが、その事を上手く言える筈もなくただ無言を貫き通してしまえば繋いだ手をちらりと見やる。『…お前が熱いだけだ』やはりどこか緊張しているのだろうか、少々掠れた声で言葉を返せばいつの間にか自分の手はコートの中に収まっておりそれを見て目を見開くも又すぐに顔を逸らす。『…悪くない』とそれだけぽつりと言葉を返す)