◆◇◆◇ 2014-01-31 21:55:22 |
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仕様が無ェ…。家までだぞ。
(恋人同士なのだから繋ぎたい、と彼は言った。その言葉にどこか安心感を覚えてしまえば肩が触れあう程度まで近寄り整然とした態度で彼の手を握った。家まで、という条件を自分で付けたのにも関わらず繋いだ手を離したくないなんて何処か心の隅で考えてしまえば多少歩くスピードを落とす。外の空気は冷たく、頬を切るよう。だが、彼の手は、彼の手だけは温かい。餓鬼は体温が高いんだな、なんて悠長なことを考えればふぅっと息を吐き出す)
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