…繋いで欲しいのか。 (よほど詮索する気はないのであろう相手が何を言い出すと思いきや手を繋ぐことを提案してくるではないか。どう反応して良いか分からず聞こえなかったフリをしてスタスタと歩みを進めるも次に彼が発した言葉にぴたりと足を止め振り向く。すると彼はこちらに手を差し伸べてきていた。暫く彼の顔と差し出された手を見つめているもはぁ、と溜息を吐き彼の淡い緑色の瞳をじっと見つめてみる)