—…俺は御前しか見てないから。(何度も繰り返されたであろう其れは確認しなくても幾つも付けられたと予想出来る物で、思わず首筋に片手で触れるが自分では確認出来ず。額同士をあわせ目の前に来る相手にふ、と微笑めば当たり前の様に宣言し、「—…寧ろ、溺愛といってもいいくらいには。」と自分には相手しか見えていないとばかりに断言し、)