ぬっぴ ー . 2014-01-16 17:47:12 |
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俺も十分な餓鬼だからこそ猫さんを弄ってんの。
(聞こえた彼の言葉に閉じた扉の向こう側で愉しげにぽつり、と呟けばふはと愉しげに笑ってしまう。実際自分なんて大人な思考などない、逆に彼の言う通り餓鬼の思考が多いが自分はそれを誇らしげに思う。餓鬼の思考があるからこそ人はやっていけるのかもしれないと考えているからだ。ふと鳴る携帯に気が付けばそこに移る人物に深いため息が零れてしまう仕方なしに通話に出れば、「若、どれだけ着信してるっすか...、もうおっさんの俺を苛めないでおくれよ。」と若、他人から聞けば極道のもんっと勘違いされるが実際そうなのだからだ。自分が経営っといってもただ店を任されたbarの御得意様で客以外なんの関係はない。然し今晩barの貸し切りがこのお得意様。時間もさっさと急がされている為に下準備も下手にできていない。適当に若様と話してマンションから多少近場の路地に小さく自分のマスターがつけた見慣れたbarの店が見えれば裏から中へ。ここから徒歩10分程度であったなと思いながら上着を脱ぎながら上半身のシャツを脱ぎワイシャツを着てはボタンを止め、黒いネクタイをいつも手慣れたように締めれば腰に黒いエプロンをまけばキッチンへとふと自分の煙草がないと思えば先ほど管理人からもらった彼の携帯番号を登録しておいてよかったと思えば申し訳ない気持ちで彼の携帯へとかける。)
( 構って構っていじめて泣かしT/← )
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