3L club『Black Rose』

─·····堅苦しいの苦手なの一緒。好都合だ
（苦笑い浮かべる顔を見るとおでこをツンと押してみながら述べて「そう。桔梗の華で梗華....」と名前の意味を告げながらコクコクと何度かうなづいて）

そうなんだ本当に好都合…って、なにしてんの？(相手の言葉を借りて返事をしながらおでこを指で突かれて戸惑ったように笑い、名前の意味まで聞けば｢なるほどね、道理で花のように綺麗な娘だと思ったんだよ｣なんて本心半分ノリ半分で述べて

─····苦笑いをした罰。祐一が気を遣うの、イヤ
（おでこに置いた人差し指をグリグリとしながら片方の頬を膨らませて不満気に言い「......お世辞はキライ」と褒め言葉に一瞬固まるもそう告げては顔をﾌﾟｲと逸らすが耳は赤くなって）

わ、わかったから次は気をつけるから(おでこをグリグリされればこそばゆいような感じがして笑いを堪えながら言い、相手が顔を逸らしながらも耳が赤くなっているのは見逃さずに｢一応本気で言ったんだけどね。それに耳、赤くなってる｣なんて意地悪く笑い

─····約束する？
（笑い堪えているとわかると唇をとがらせながら指を離して前に乗り出すようにして顔を近づけて見つめて聞き「.....一応は本気とは言わない！」と耳を両手で慌てて塞いで祐一の方を向くと無表情な普段の顔はなく頬を染めていて）

わかった、約束する…よ(顔が近づき目が合うと小さく息を飲み呟いて、耳を塞いで頬を染めている表情に｢今の桔梗ちゃん、本当に可愛いよ｣なんて言ってはヘラッと笑い

(/名前ミスすみません;

（/店員のクセに寝落ちすみません。お時間ありましたら本日夕刻まで梗華との時間をお楽しみ下さいね）

─···ならいい。祐一が楽しんでくれなきゃ、つまらない
（呟くような了承の声に満面の笑みを向けて喜ぶと身を離して座り直し「な....これではどっちが店員か分からなくなる....」と唇をとがらせて漏らしドリンクメニューをグイグイと押し付けて）

大丈夫、梗華ちゃんのおかげで十分楽しませてもらってるからさ(お世辞抜きに正直な感想を笑顔で述べて腕時計で時間を確認すれば｢今日はそろそろ帰るよ、また今度来るからね｣と残念そうな表情で言い、席を立ち


(/いえいえ、大丈夫ですよ！
今日のところは落ちます。また来ますね

─···帰るのか....また...ね
（時計を見て立ち上がる相手に同じように立ち上がると僅かに眉を下げてついていき退店してしまうまで寂しげな表情は見せぬようにと手を少しだけ振って見送って）

篠田様、ご来店ありがとうございました。またのお越しを梗華と共にお待ちしておりますね。

それでは本日も開店致します。貴方のお話をお聞かせくださいませ

こんばんは、また来たよ(店内へ足を踏み入れて昨日指名した相手を引き続き指名して

─······あ.....祐一
（うたた寝をしてしまっていたらしく慌てて駆け寄り。急いだために髪には寝癖がついているが気づかないまま嬉しいのか手を振って）

（/せっかく来て下さったのにすみません!!お時間ありましたら お相手お願いいたします）

はは、もしかして居眠りしてた？(慌ててやってきた相手の頭の寝癖を指してクスクス笑って軽く手を振り返して


(/大丈夫ですよ。お相手よろしくです

─·····そ...そんなこと.....ある
（相手の指摘に言い訳しようか考えたが近くの鏡にうつる自身の髪には寝癖がついていて言い逃れ出来ないとあきらめて述べて「祐一が....来るの遅いからだ」と素直になれず相手のせいにしてみたりして）

（/いらっしゃったのですね!!よろしくお願いいたします）

へぇ、俺を待っててくれたんだ？嬉しいなぁ(遅いからなんてこちらのせいにしてくる相手にまるで反撃をするように意地悪く上記述べて｢それより昨日はごめんね？全然店の売り上げに貢献出来なくて｣なんて結局昨日は指名料のみで何も注文せずに帰ってしまったことを謝って

─····昨日は優しかったのに.....イジワルだ
（上手の答えを返されれば維持をはってみた理由は見透かされてるようで片方の頬を少しばかり膨らませて言うも来てくれた事に小さく笑って「え？...大丈夫....オーナーの目的、売り上げじゃないから」と謝罪に優しさを感じて告げれば何か頼むかもしれないとメニューを差し出してみて）

遠慮とか気遣いは無用なんでしょ？(意地悪なんて言われれば昨日相手に言われた言葉を思い出しながら問いかけて、まさか売り上げが目的じゃないなんて言われれば驚き｢ここのオーナーは変わってる人なんだねぇ｣としみじみ呟きながらメニューに目を通して

─······だからといっていじめていいとは言ってない....
（見透かされた事に唇をとがらせながらまた眉間に指をあてグリグリと押して仕返しをしてみたりして「お客様のお話を聞いて....少しでも心が晴れやかになれば....だって」と隣から一緒にメニュー覗きこみながら答えて）

（/お返事お返ししておきますね？夜に弱くて申し訳ないです）

本日も開店致します。貴方様の日頃話せない思い、気持ちをお聞かせ下さいませ？
（かけている眼鏡を押し上げながら小さく首を傾けて）