匿名 2014-01-02 20:02:30 |
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もう、そうやってすぐ眠って仕舞って。瞼を閉じるのはわたしの役目の筈なのに、あなたってば仕方の無いひと。本当の本当にお爺ちゃまなんですから。 … なんて、いつもの下らない憎まれ口。物語に逆らおうとしてばかりで却って自分を見失っていたのかもしれませんね、わたし。
" 終わりの日 " が両手で数えられるところに近付くにつれて、やっとそのことに気が付きました。 … だからここから先は、その昔666年先に憧れた、ごく普通の女の子としての独り言です。
理不尽に囲まれた見知らぬ世界で、あなたは確かにわたしの王子さまでした。決して実ることの赦されない苦しいだけの毒の様な恋でしたけれど、それでも。わたし―― … あなたのことが、だいすきです。
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