匿名 2014-01-02 20:02:30 |
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貴方と見る景色が好きだった。
私の名前を呼ぶ声も、抱きしめてくれる手も、温もりも。そして私を映して笑う優しい青の瞳も。全てが大好きだった。
これが恋かは分からない、恋だとしても、許されないなんてわかっているの。種族が違うし、お互いのことを傷つけてしまうことが目に見えてる。──でもね、この身が滅んでも良いって思うほどに、私は貴方のことが大好きよ。
私のことを大切にし過ぎて、自分の事が疎かになってしまう心優しい貴方。貴方の隣にたとえ私が居ないとしても。どうか、貴方に優しいあの時の雨のように幸せが降り注ぎますように。
貴方の幸せを、私はずっと願っているから。
紫苑の花を、縁側に。
そしてどうかここに居る皆さんも、その大切な気持ちが想う誰かに届きますように。鈴の音に乗って、きっとその人に運んでくれるわ。
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