…本当は、君だけ居れば良かったんだ。勿論彼処は皆で過ごす事を楽しむ場所で、私も出来るだけそうして来たつもりだけれども…でも、やっぱり君とやり取りするのが一番面白くてねェ。君の帰りを待ちながら他の人と話しているのが、辛くなってきてしまったんだ。 また、あの縁側に並んで腰掛ける事が出来たならお茶でも飲みつつ、二人で色々話したいなァ……なんて。自分から居なくなっておいて、未練がましい人間でごめんよ。