(ずっとぼーっと指輪を眺めていると,遠くから誰かが来るような気がして前を向いてみる。するとオレンジと茶色の2色で彩られた髪を持つ少女か少年が歩いてきた。「かぼちゃみたいなやつやなー…」心の声がふと出てしまった。聞こえてはないだろうかと慌てて相手の顔を見るが,聞かれたような雰囲気はない。よかったっと思いつつ「あんた誰や…?んで、ここどこかわかるかい??」と微笑みながら言った。)