_ 電脳少女 と ××× _

>>吊り目さん、


私…、心から貴方に幸せになって欲しいと…きっと、誰よりもそう思って居るんです。
（　己と一緒に居ては彼が幸せになる事はない、それが答えだとでも云う様に相手の瞳見つめ返し乍上記告げるも今迄の事を訂正するかの様な誤魔化しの台詞。嘘――、嗚呼、己には仮面に隠れた彼の本心も、己の本心も霞かがった様で、鮮明には分からない。電脳少女が聞いて呆れる。否、電脳少女だから分からないのか、性能等関係なく、人間ならば、彼に触れ、体温を感じる事のできる人間ならば、彼の心に入り込む事ができるのだろうか。此の電脳世界から画面に向けて手を当てつつそんな事を考えても無意味なのだ、己はどう足掻いても人間にはなれない、ﾉｲｽﾞの様に欠けた脚に視線落とせば彼を知りたいと云う欲求に蓋をして。自分の心がはっきり分からなくなった今でも、例え嘘だとしても自分が良いと言ってくれた彼の幸せを願う気持ちは本物なのだ、先程の彼の真剣な表情は何処へやら自分も「 吊り目さんの、ばーか。 」何て冗談交じりに笑みを。何故だろう、上手に笑えないのは。　）


（/ 返レス有難う御座います、！素敵ｶﾉ君が何を仰っているのですか…、此方こそ似非さ満載なのですが何卒宜しくお願い致します。もう切ないやら何やらで此方のｴﾈはすっかり大人しﾃﾞﾋﾞｭｰですよ、ほんと。← ）