まあ、そんな怒んなよ!なっ?(肩に回していた手を相手の頭に乗せクシャクシャと乱暴に撫で。金色の髪の隙間から僅かに見えた紅くなった顔に目を奪われながら「…何て顔してんだよ…」と小さく呟き。サッと視線を外すと「なぁ、それより俺、腹減ってんだけど。アリババクン、何とかしてくんねェ?」と先の呟きを誤魔化すように言って