時は幕末。
時代が移ろい変わろうとしていたそのときに、世界は2つ存在していたという。
現代人が【歴史】として扱う世界のその隣、激動と混乱によって破滅したもう1つの世界が存在していたことは、恐らく誰も知らない。
その世界は一見こちらの幕末。
しかし、存在する種族に違いがあった。
『剣士』と『魔術師』。
魔術師は一見こちらの人間となにも変わらない、しかしゼロからすべてを存在させることのでき、すべてからゼロへ還元できる者たち。
剣士は剣を持ち、侍の世界をすべてとさせる、しかし外見は人間と獣との間、いわゆる半分アヤカシと化した者たち。
魔術師は剣士を狩り、剣士は魔術師を忌み嫌い、倒滅を企む。
現在は存在しなくなったその世界の、小さな小さな縮小世界へようこそ。
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レスは
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