( ヤマケン × モルジアナ / とな怪 &マギ / ｎｌ )

‥ 御主人は 、つんでれ と云う奴なのですか ?( 以前 、他の召使い達がひそひそと話しているのを訊いた事が有る 。 あまり意味は理解していないものの 、本当に其れなのだろうか 。ゆるり 、首を傾け 乍 問い掛けてみたり 。/)

　　は ..? 俺がか, 違うね 絶対違うね..っ ( ふいっと顔を背け批判の言葉を並べればちらりと横目で相手を見やれば小さく溜息を漏らし, )

そうでしたか ‥ 。( 何故そんなにも全力で否定するのだろうか 、不思議だ 。ゆるり 、首を傾け 乍 も納得した様に頷いて /)

そーなの, 俺は普通なの ま 解ったならいいケド ( 納得し頷く相手に相槌を打つように数回頷けば其の儘相手の頭部に手添え撫でて遣り, 「そういや此れ貰った奴だけどやるわ」と何処からか一つの飴玉を取り出せば相手に差し出して )

ミスった,名前名無しってなってるけど俺だから .

一応上げとくな

返事 、遅れてすみません ‥ 。


はい 、解りました ‥ 多分 。( 後半ぼそり 、呟く様に云い放てば掌に置かれた物体を不思議そうに見据え 乍 ｢ 有り難う御座います。 ｣ 袋を太陽で透かして見ようとするも何も見る事が出来ず 。/)

其れで善いんだよ( 相手の言葉の最後は聞こえなかったのか応えるとはせず褒める様にぽんぽんと頭部を撫でて遣り乍, 「ただの飴だから,味は貰った物だからわかんねぇけど」と様子を見るなり苦笑を浮かべ付け加える様に言えば視線を軽く逸らして )

そうですか ?( ゆるり、首を傾けては小さく笑みを洩らし 乍 すんすん 、飴玉の微かな匂いを嗅げば ｢苺ﾐﾙｸ‥ですかね｣ 何て

お,お前鼻良いんだな, ( 臭をかんだ程度で味を当てられる相手に感心摺る様に上記を述べれば「確か飴入ってる袋に損な様な事書いて無かったか?」と加える様に言い )

はい 、良いとよく云われますね ( こくり 、頷いて見せれば飴玉を大切そうにポケットへと仕舞い 乍 ｢ 書いて有りましたね ｣ にっこり笑み浮かべ /)

だよな,俺も今そう思ったお前は素直だから好き ( 相手の言葉に口許を弛め上記を述べれば其の儘頭撫で乍 , 「今食わないﾝだな. いい子」 と )

好き ‥ ですか 、有り難う御座います 。( かああッ 、頬染めては嬉しげに笑みを洩らし 乍 ｢ 勿体無くて食べれません 。｣ ポケットぎゅう 、握り締めて 。/)

嗚呼, 顔赤 くなった ( 顔が次第に赤く為った行く相手の様子に満足気に笑えばからかう様に頬に手添え乍, 「いつでもある時はまたやるよ」と )

‥ 目の錯覚ですよ 、きっと 。( ふい 、少しだけ顔を逸らしては ちらり 彼見遣り 乍 彼の大きな掌両手でそっと包み ｢ 本当ですか ‥ ? ｣ 嬉しげな表情浮かべ /)

ば-か, この俺が目の錯覚のわけねえだろって ( 相手の言葉に小さく吹き出す様に笑えば己の前髪を後ろに掻き上げ乍, 「だから後で食えよ、勿体無いから」と云えばぽんと軽く相手の頭部撫で )

‥ すみません 、嘘を吐きました 。( 主人で有る彼に嘘を吐いてしまった事 胸に突き刺されば申し訳無さそうに眉下げ ｢ はい ! 有り難う御座います 、山口さん 。 ｣ 何て名字で呼んでみたり /)

素直だな,宜しい ( 相手の素直さを深く関心し筒言い過ぎたかと内心考え頭部を撫で続け乍,「その呼び方駄目,賢二でいい」と)

許して呉れますか ‥ ?( 不安げに彼見据えては 、ゆるり 小さく首を傾け ｢ 賢二 ‥ さん 。｣ 真似して読んでみては 、此れで本当に良いのだろうか 、何て頭悩ませて 。/)

許す許す、当然でしょ ( にっこりと笑みを浮かべれば来いと言わんばかりに腕広げ, 「それで善い」と満足気に笑っては )