主子 2013-12-01 14:15:31 |
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( / 暇なんで絡み文置いときますねw
あ、一応フルネで← こんな長くなくても大丈夫ですー )
―――…誰もいない……私、一人…
( 薄暗く、音もない世界。せめてもの救いと言うならば歪な耳障りの風音だけだろうか。寒くもなく、増しては暑くもない生暖かな風が己の身を包み込む。ここに居着いてからもう何年経ったんだろうか。否、実際のところまだ年まではいかないのかもしれない。だが少なくとも己自身では2年以上でも可笑しくないほど長く感じていて。不意に地面に触れてみると、ピチャリと何かの液体が指先から感じられた。それは、真っ赤に染まった水溜まり。そうか、私は感じることも見ることも出来る。死んでいない、生きているのか。嬉しさというよりも、今の己に至っては『無念』の言葉が合っているだろう。虚ろな気持ちを抱きつつ、小刻みに震える身体を抑えて。/
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