主 2013-11-30 15:59:21 |
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どちらかと言えば…どっちも?(結局至近距離に気づかないまま顔を離し、腕を組んで前記を疑問符付きで述べながら小首を傾げて見せて。『そうすれば、君とずっと一緒だね!……でも、お勧めは出来ない…かな』予想外の提案をする彼に願うように薄く笑うも、その提案はあまりにも実現が難しいことで。環には、あの人に似ている彼だけには、自分が歩んできた辛い道は歩んで欲しくない。そう考えながら。普通と主張する相手の話を聞けばそうかなあ、と楽しそうに笑って見せ、彼も同じ、繋がれた手を見ていることに気づき、久しぶりだなあと思ってさ。と少し握る力を強めて。『…や、嫌だよ』手を伸ばす彼の衣擦れの音と言葉にぶんぶんと首を激しく振って。こころなしかその声も震えていて)
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