はあ…やっぱり嘘は苦手だなあ(自分で自分に呆れたようにそう言うと言葉通り肩を落として。ほうきを消すことで相手の気を紛らわせる事が出来ると思ったが、其れはほんの一瞬。又迷うも堪忍したように『俺はね…』と話し始める。慌てたように手を振る相手を見、薄く笑うと『そう…。有り難う。優しい君の名前、知っておきたいな』と)