え…あ、ほんとだ。 (恥ずかしくて埋めた顔だったが、自分を引き寄せたまま頭頂部に口付ける相手に自然と安堵感と幸福感を感じては恥じらいは知らぬ間に消えてゆっくりと目を閉じ。とその時相手から聞こえた”そろそろ”の言葉。顔を少し上げて時計を見れば相手の言う通り授業の終わりが近づいており。淋しく残念に思う気持ちが強いものの、放課後はまた一緒にいられると思えば何とか頑張れそうな気もして。)