分かってるくせに。 (口角を上げる相手に確信犯だと感じれば腕組みしてまだ赤らんだままの顔で再び目を逸らし。「あっ……ん、」恥ずかしさからすぐに顔を話そうとしたのに相手の手によって阻まれ小さく声を漏らしてそのまま口付けられ。そっと目を閉じてキス受けては、まるでこの部屋の中だけ時が止まったかのように感じ。)