主、 2013-10-30 20:39:14 |
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…なんか雄飛に撫でられると子供に戻った気分やわ(昔から大柄ではあった為か撫でられた記憶など殆どなく、また成人して以来一般より幾らか大きく成長した己の頭を撫でる人など居る訳もなく思い出してみれば己の頭を撫でたりと自ら好き好んで触れてくるのは何時も目の前の相手だった事を思い出せば小さな笑い声を零して。「そうやな、仕事帰り、とりあえず寄ってみる」正直相手が店番する駄菓子屋の姿なんて想像も付かないがそれはそれでみた時のお楽しみってやつか、なんて一人結論付けては次を約束できる距離に相手が居る事に幸せそうに目尻下げて。「…別に布団二枚敷いたら出来るで?する?」相手の笑みに何処か違和感を感じたもそれが口に出せる程勇気がある訳もなく考えるより先に口をついたのは前者。友情とは言い切れない感情を胸に抱える己がこんな事を言うのば狡いかも知れないが下心や邪な気持ちでは無くただ単純に相手と昔を懐かしむのも良いと思ったのが大きな理由。断られる可能性だって高いのは理解しているからかへらりとした笑みでどうにか軽く冗談ぽく聞こえる様に告げ。
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