主、 2013-10-30 20:39:14 |
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(階段を上がりかつての道順を思い出して相手の部屋に辿り着けば一瞬躊躇してからドアノブに手を掛け、部屋へと入って此処でも僅かにキョロキョロと視線を動かしては相手の部屋を見渡し。以前と変わった部分も勿論有れば変わっていない場所も又多く、懐かしさに浸り筒一旦は扉を閉め。何処に座る、とも言われてないので適当な床に腰を下ろしてはもう一度ぐるりと周囲を見渡して。あの頃の懐かしさは先程から蘇って来るのだが、勿論相手への”特別”な気持ちも押し寄せて来るのは当たり前。そんな時に不意に扉に物音が聞こえては相手からの声掛けに慌てて立ち上がり「うん、今開ける。」と扉の方へ歩み寄って行けば扉を開けると盆で両手を塞いでいる相手の姿。少々頬を緩ませては「態々御免…、有り難う。」と云い乍ら扉を支えて)
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