バツイチリーマン×幼稚園教諭【 ML 】

　──よし、眠ってくれた…。(資料作りを中断しつつ息子を風呂に入れて、寝かしつけた。最近は幼稚園から絵本を借りてくることが多いのでそれを読んで寝かしつける。半分も読まないで眠ることが大半なのは、毎日遊び疲れてしまうからなのだろう。寝室を後にして明日の準備をしようと息子の鞄を開けたところ、“おたより”が入っていた。内容は近々行われる文化祭について。…困った。日時は休日なので問題ない。だが、保護者が集まってなんやかんやするのがちょっと。自分には難である。ましてや初めての行事もので、周りは女性ばかりで、自分のような若者が馴染めるかどうか。それに文化祭後の慰労会って…。もう司の作った作品を見て写真を撮って、司とバザーの小規模な店で飲食して帰りたい。そんな願望は叶うわけがなく、文化祭前の保護者会にも参加しなければと頭を悩ませていた。…と、ふと彼の顔が瞬時に浮かんだ。彼なら分かるだろうか。雰囲気や年少クラスが催すものだけでも教えて貰いたい。明日また会えるか、な。どうも、女性教諭には私用で話掛けづらい。事が上手く運ぶことを祈りながら独り思案していた。)





(/それはよかったです。


早速行事ネタ仕掛けましたよー。電話掛けてください掛けてください。即、電話帳に登録するでしょう←

___、
(/ 仕事も殆どは片付け終わり残りは家でやろうと幼稚園からそんな遠くない自宅へと足を運べば、ふと、もうすぐ行われる“ 文化祭 ”の事を思い出す。己のクラスは無難に劇をやる事になったのだが。はっきりいって己が一番緊張してるかもしれない。別に劇に出るって言う訳でもないのに。色々心配になってきた。__そうこうしてる内に自宅付近まで近付いて来れば早足で玄関前まで行き、ポケットから鍵を出し、開けて中へと入れば「 __ただいま。」と、呟く。先程の文化祭について彼にも詳しく教えた方が良いだろう。他の親御さんには伝え終わっているが彼にはまだ詳しい話は伝えてなかった筈だ。そそくさと鞄から彼の名刺を出せば家電から相手の携帯へと掛け、 )


(/ わわ、助かります; 家電から掛けちゃってますけど良ければ登録しちゃってください← )

　──ん、…嗚呼、一瞬寝てた、な。(文化祭うんぬん思考巡らせつつも資料を仕上げる方が先だと切り替えて取り組む。だが、結局キーボード脇に伏せて眠ってしまった。不意に目を覚まして作業を再開すれば今度は鞄の中のスマートフォンに着信が入る。帰宅してからというもの家事ばかりしていてメールや電話の着信に気付かなかったから貯まってるだろうな、と思いつつ、スマートフォンを手に取り液晶を覗くと非通知の知らない番号。取引先の人か、後輩か、…とりあえず出れば分かるか。「──もしもし、廣瀬です。」と、通話ボタンをタッチして耳元に寄せて上記。)


(/分かりましたw
では、よろり本体はドロンしますね。

(/一応あげておきます。