危険度xxx　－B/ML-

>宗林
っか、可愛い…?
(可愛い、なんて言われたのは幼少期以来で、今となっては不慣れな言葉に目を見開き。相手の言葉に心中で“そんな物に面白さを求めてどうする”と返すも口には出さず、呆れたような溜め息を吐き出す事に止め。余りにもあっさりと当然のように述べられる相手が此処に居る理由に頭が着いていかず、目を見開いては混乱したように「え…、…え?」と首を傾げ。そんな事一切聞いてない、明らかに彼は人間だろう。いや人間も動物の内なのだろうが、等とどうでも良い事を考えていれば再度相手から声を掛けられ「あぁ…。俺は永峰真尋」と相手程ではないが簡素に名乗り。然し其の瞬間一言述べて寝始めてしまう様子を見ればまたも呆れたような溜め息を一つ、取り敢えず片付けを済ませようかとも思うが相手を起こしてしまっては悪いかと頭を悩ませ。一先ず相手についての様々な疑問は後回しとし、結果的に荷物から布団を引っ張り出せば相手の寝転ぶソファに歩み寄り。見てみれば確かに寝ている姿は何処か動物っぽい体制で、不覚にも“なんか可愛い”なんて思ってしまえば其の思考を振り払うかの如く手にしていた布団を相手に掛けて)