このまま誰も来ないなら、そろそろ帰らせてもらうかな…(そう言いながら立ち上がると同時に、保健室の扉が開いた。誰かと思えば、3年生の桜坂、ということがわかり。桜坂は体が弱く保健室によく来ていたため、すぐに誰なのかがわかった。苦しそうな桜坂に、急いでかけより) おい…大丈夫か、桜坂。(体を少し支えてやり、首を傾げ顔を覗き込む)