主 2013-09-29 15:01:33 |
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何なんだこの女は、どう言えば理解するのか――。天使への道は果てしなく遠い道のりに思えた。俺の顔をジッと不信そうに見つめる女(俺が天使になるために守護しなくちゃならねぇ人間)は話をまた悪い方に考えている様で何やら身震いしている。
道行く人間共も俺のことをじろじろと見ている。パッと見、羽根を着けた変態野郎が至って真面目そうな女子大生(女子大生かもわからんがな)を襲っている様に見えるだろう。警察に通報され面倒事になる前にどうにか聞く耳を持たせないといけない。とりあえず、翼はしまい(背中に完全にしまうことが出来る)目立つものを無くし未だあわあわと何か考えるこの女の手首を掴み近くの茶屋(看板にはポテトと黄色くてでっけぇMの文字)まで連れて行き席へと座った。
(/いえいえお忙しい様なので暇な時で大丈夫ですよ!*)
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