トピ主 2013-09-23 04:28:23 |
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(仕方がないというような態度ながらも、いつも残さず弁当を食べてくれる相手にはつい頬が緩んでしまって。相手よりもワンテンポ遅れて食べ終えれば、同じように手を合わせて。それから、「お粗末様でした」なんて冗談めかして言えば、戻ってきた弁当箱と自分の弁当箱を再び風呂敷で包み始め。明日はどんなおかずを作ろうか、なんて頬杖をつき考えていれば、こちらを向いていた相手が顔を逸らしたことに気がつき、「どうした?」と首を傾げ相手の顔を覗き込む様に身を乗り出し。先程から、相手の表情や仕草に心を動かされる自分も可笑しいとは思うが、それと同じように、相手の様子が可笑しいとも感じていて。やはり、先程の告白で何か思うところがあったのだろうか、と訝しげな表情をして)
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