秘密　(BL/ML)

……はぁ。
(唐突にやって来た女子生徒に最初は悩みかと思いきや自分への思いを告げられて複雑な心境ながらも丁重に断りを入れて。何故自分なのか、とも思うのだがご丁寧にも断った自分に対して軽く会釈して保健室の扉から立ち去る生徒の背中をぼんやりと見詰めて。なんだかもやもやとした気持ちの中溜息を零しちらりと壁にかけられた時計を見遣れば既に昼休み。もうそろそろあいつがいつもの様に弁当を届けにくる頃だろうか、と考えながら一度廊下に出ようと扉の付近まで行くと壁に背を付けてしゃがみ込み、顔を膝の間に埋める相手を見つけて軽く目を見開いて。何故こんな外でしゃがみこんでいるのだろう、何処か怪我でもあるだろうか、などと先程の告白を聞いていたとは知らずにいつもの怪我かと勘違いした様子で呆れた様な表情で「…そんな所でなにしてるんだ。」と立ったまま相手を見下ろして)


(/ゆっくり長く続けばいい、と此方も思っておりますので大丈夫ですよ!

了解しました…、っと初回ロルで全部まとめたので些か長くなってしまいました…;;)