トピ主 2013-09-04 00:22:23 |
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いいえ、別に。
(相手の言葉に、短く答えて。家はすぐ駅前のマンションだ。どうせバレるのだから、答えなくても良いと思っただけ。まあ、そこまで言う必要もないだろうし。――近づいて来た気配に振り向けば、何だか慌てた様子の相手。ふ、と思わず笑いかけたけれど、何とか堪えて。だけど、その後に小銭をばら蒔いた時には、もう駄目だった。堪えていた感情が一気に湧き出てきて、笑い声は止まらない。散々笑ったあと、目に溜まった涙を拭って。)
……っかしー。何やってんのよ、天然?
(相手が小銭を拾う姿を眺め、笑い過ぎたせいで乱れた呼吸を整えて。己の足元に転がってきた十円玉を取って、「もう良いわ」と、勝手にお茶を選んでボタンを押す。ガコン、という音と共に落ちてきたペットボトルと、拾った十円玉を相手に渡せば、改札へ向かって歩き出し)
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