t. 2013-08-23 20:06:27 |
通報 |
______、
(弱虫な躯が嫌いだ。ふうと一つ溜め息を吐いて告白の名所とも言われる向日葵畑に来ていた。___良く育ったよな、ここまで。小さく咳き込んで壁にもたれる。空にはパレット一面に広げたような群青が広がっていて、雲一つすらない。気持ち良い、とかいう言葉だろう。「___カメラ、持ってきてねェや。」は、と乾いた笑いを浮かべてそのまま柱に寄りかかる。今にも暴走しそうなこの気持ちが怖い。暴走すらしてしまったら彼女を傷つけるような気がしたから。)
_____抱きしめ、てェな、___唇、柔らかったな。
(断るならキスなんかしなければ良かったのかもしれないな、しゃがみ込んだその姿とは反比例して雲一つない満天の青空。___唇にゆっくりと指を這わしてふと思い出す事はあいつのことばかり。まだまだ俺も駄目だな。)
( 全然大丈夫ですよ v )
トピック検索 |