t. 2013-08-23 20:06:27 |
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____え、まじで?
(笑顔を浮かべてそう続けたのは何時も近くにいる幼なじみとは違う女の子。文化祭の内容だった。__確か写真展を開いていいんだったけ。クラスのヤツ等はまた違う物を出すらしいけど。「___んじゃ、宜しく頼むわ。」へらりと笑みを浮かべて頭を撫でた。にこりと微笑む彼女は許容するなら小動物だろうか。兎あたりに許容か。__は、笑える。頭から手を離して小さく咳き込んだ。___んじゃ宜しくな、と続けて離れた。)
___だーからー、あいつは只の幼なじみだっつの。
(何度心が痛くなるんだろうか。__後悔する事ばっか話して後々、後悔する。__もう嫌だ。ぐらりと目眩がした刹那、受け止めてくれるように抱きしめてくれた小動物らしきクラスメイトに少し、笑いかけた。「___ごめん、」そう続けて小さく咳き込んだ。周りがざわざわとざわめく室内。ゆっくりと立ち上がって保健室に向かってゆっくりと歩き始める。近寄んな、近寄るな。__こんなに情けねぇんだよ、俺は。は、と乾いた笑いを浮かべて幼なじみの彼女を後目に最後、ゆっくりと歩き始めた。)
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