t. 2013-08-23 20:06:27 |
通報 |
あ ・・・ 、もうすぐ問題集終わるんでちょっと待っててもらえますか?、
(溢れてくる涙を抑えながら問題集を解く。涙でいまいち、問題が読めないや___、やっとのことで1pが終わったと思えばドアを誰かが叩く音が。お母さんかな、なんて思っているもその予想は違ってて。己の名前を呼ぶ彼。そんな優しく名前を呼ばないで、もっと涙が溢れてくる__、涙声を整えて泣いているのをばれないように、平然とドア越しにいる彼にそう問いかけた。どうしたんだろう、何かあったんだろうか。それとも己が泣いているのがばれて心配で駆けつけてくれたとか?、変な期待をしてちゃ駄目だ。彼は己のこと何も思っていやしないんだから。ただの、教え子何だから。もう一度涙を拭き取る。よし、もう泣かない。もう、弱虫なんかにならない___、
.......ちょっと、問題集に時間かかちゃって。
(手をぎゅっと握れば立ち上がり彼が居るドアを開ける。彼は何処だか心配しているようでそれを安心させるかのようにへへ、と笑う。よし、ちゃんと笑えた。大丈夫、何時も通りだから ― 、「 ....。じゃあ、先生丸つけしてくれますか?、」ニコッと微笑んで勉強に取り掛かった。私達は家庭教師の関係_____、
トピック検索 |