澤木 美桃。 2013-08-23 05:53:08 |
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思わずビックリして 、目を開けた 。
目の前にいたのは 、アイツだった 。
「梓くん...?」
先程の 、唇に当たったもの 。
まさか 、キス ?
知りたい 。
でも 、聞けるわけない 。
「 久しぶりだな 。」
アイツは 、優しい笑みを浮かべて言った 。
アレ ? 、
普通だ 。
さっきのは 、夢?
夢と現実の違いがわからない 。
でも 、なんでアイツが私の目の前にいるのか 。
「 ど 、したの..?」
なんて返事すればいいか 、わからなかった 。
区別のつかないコトで 、私の頭は一杯だ 。
途切れながらも出た言葉 。
「 いや 、あの後さ...。急に引っ越したから 。」
アイツはあの頃のコト 、覚えていた 。
そして 、引っ越した私を気に掛けてくれていた 。
驚きは隠せない 。
でも 、それ以上に嬉しいという感情が込み上げる 。
「お父さんの仕事がね...。でも 、私 、梓くんに会うために.. 」
言いかけた途端 、ガラっと教室の扉が開いた 。
「ただいまっと- 。ってアレ? 、梓じゃん 。」
湊だ 。
先生に頼まれた用事が終わったんだろう 。
湊は梓とも 、親しかったらしい 。
彼らは 、サッカーをしている 。
きっと 、その関係もあるのだろう 。
走りながら 、近づいてきた彼にアイツは
「いや 、朝比奈に用事があってさ 。俺 、もう行くから 。」
とだけ 、言い残して教室を出た 。
教室に残された私と湊 。
取り敢えず 、出ようと支度して教室を後にした 。
(教室を後にした珠理と湊 。
2人を残して 、先に出た梓 。
思いはどこに ?、
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