主 2013-08-16 16:59:32 |
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(部活も終了し、夕焼けで染まる薄暗くなった帰り道を歩いていると視界の先に揺れる細長い物体が電信柱の影から覗いており。思わず息を飲み、音をたてないようにと近付くと腰を屈め姿勢を低くし。電信柱まで到着すれば、そろりと確認してみると其処には己が期待していた通りの動物、真白な猫が一匹。ふしゅ、と口端から息を洩らし恐る恐る片手を伸ばすも、焦がれる存在はしなやかに地面を蹴り傍の壁へと飛び乗ったかと思えばその侭どこかへ姿を消して。) …、明日こそは…。
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