(相手の言葉に、うぅ、と小さく唸ってから悔しそうに口を尖らせ、「本当にいらないですか?」と、ジュースを差し出して首を傾げた。) ふふ、じゃあ行きましょう(そう言うと、つないだ手をちらりと見て、嬉しそうに笑った。)私も、黒河くんに、何かさしあげたいんです(だから、もらってくれませんか?と付け足し、首を傾げる。)