ヌシリンゴ 2013-08-01 13:58:11 |
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(/ふっふっふ、では先に私の大好きなキャラのデレデレから書いちゃうもんねー!/は、)
○○=貴方。
『記念日。』
──────────────見た目、だらしなくて。
やる気のないような目付き──────────────────
──────────────でも、そんなあの人だからこそ、
───────大好き─────って思えるの。
「○○ちゃーん?」
突然背後から抱き付くふわりとした感触。
"…ちょっと、銀時。神楽ちゃんとか新八くん見てるでしょ?…止めて。"
そう、私たち付き合い初めて今日でちょうど一年の記念日なのに。
「え~、冷てェなァ。…いいじゃん、減るもんじゃないし?」
全く覚えてないよ、この人。
「じゃあさ、此処にチュッてしてくれたら離してあげる。」
そう何時ものように自分の頬に人差し指を当ててニヤリと笑い甘えてくる彼に甘やかしちゃうのは私なんだけれど、
──やっぱり、大切な日だけは覚えててほしいの。
"ほら、そんな事ばっかり言ってるから新八くん逹困ってるでしょ?"
新「いッ、いえ僕たちはべつに!!!神楽ちゃん、姉上のところに遊びに行こっか!;;」
神「…え、いやアル。私、今日は○○と出掛けr (新「い、いーから行くよ!!」ちょ、引っ張るナヨ!!!!」
ほら、何時もと同じパターン。
私たちの事、気遣ってくれてるのかな…──
「…ね、さっきの話無視?」
二人きりになった部屋にやたらとその声が耳に響く。
仕方ない事。…いちいち覚えてられないよね、…記念日なんて。────
こんなにも記念日に執着心が沸く自分に笑ってしまう。
相手と向き合ってそっと口付けをしようとするのだが、相手の手により遮られる。
"ちょっと、…何?"
「…あのさ、…
俺、…此からも御前の事、………あ、…愛し続ケマス。」
え、片言?── 思わず笑みを溢せば強引に腕を引かれか彼の胸元へ。
ほのかに香る甘い匂い。…ぎゅ、と抱き締める強さがひしひしと伝わってくるのが分かる。
「…じゃ、…じゃなくてっ、…俺が言いてェのは、
─────────────大好き。
彼より先に口から出てしまった言葉に思わず頬が紅潮するのが分かる。──日頃溜まっていた、一番伝えたくて伝えられなかった言葉。──
私の発言にきっと驚いているだろう…、恐る恐る顔をあげるといきなりの口づけ。
甘くて、溶けてしまいそうな感覚。
「…ばッ、俺より先に言っちゃうとか、え!?俺カッコ悪くね!!?
…後、ごめんなァ。俺、御前の事大好きじゃねェんだわ、
大好きじゃたりねェ…、…愛してる。………一年過ぎてたって、何年過ぎたって…………ずっと。……ずっと、傍に居ろよコノヤロー!」
─────────だらしなくて、金欠で、魅力もない駄目男。
でもやるときはやる。…そんな人。────────────
そんな彼が私は、
"…大好き。"
(end)
(/はいっと、大分自己満な話になっちまったなオイww/え
なんか、銀さんが非似すぎて、…うん。すいませんした!!!orz)
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