主 2013-07-28 14:25:57 |
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嗚呼、17だな。
( 脱衣所に入り彼女の言葉に当然と小さく頷いた。何が言いたいのだろうか、なんて思考を巡らせると昔母に言われた事を思い出す"女心を察しなさい"昔は何言ってんだ母さん、くらいにしか思ってなかったが今がその時なのかも知れない。女心女心、風呂に入るのを一旦やめて考えるような仕草を見せては彼女の表情に何か閃いたのか目を見開いた。 「 なんだ、恥ずかしいのか? 」 彼女は今己を拒んだ昔と同じような表情をしている。もしかしたら17にもなってまだ恥ずかしいのか、と驚いたように目をパチパチ。彼の思考は斜め上を行っているようだ。 「 別に減るもんじゃない、でも澪が恥ずかしいのなら辞めとく。__ 冷蔵庫にあるもんで朝飯作ってて 」 恥ずかしいのなら仕方が無いと手を離し前記を述べてから"宜しく"の意味を込めて彼女の頬に1つ口付けを落とした。 )
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