104 2013-07-27 13:05:57 |
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ふんふふーん‥(鼻歌なんて、歌いながら夕飯を作っている途中、今日はカレーの為野菜を刻み、肉を切り、鍋の中に入れる。おまりカレーの作り方と言うものは知らないのだがカレールーと野菜と肉さえあれば出来るものだろうと思っていた。心配な所も所々あるのだが一段落するとソファーに腰掛け、己のペットの猫をちら、とみやる。するとその視線に気付いたか此方に歩み寄ってくる己の愛猫。暫くその光景を微笑乍見ていると足に擦り寄ってくる。一度抱き上げ膝に乗せるとカレーの方も火をかけっぱなしで危ないか、なんてやはり少し構ってやりたいのだが今は夕食を優先して猫を下に優しく降ろし、鍋の方へ向かうと案の定猫はそのまま足に擦り寄りながら着いてくるではないか。「こーら、危ないからあっち行ってろ。」と再び抱き上げてソファーに降ろすと無意識に微笑みつつ、「あっカレー。」と己は何をしているのだと反省しながら鍋の方へ踵を返し、火を止める。焦げ付いていないし異臭もしない、何とか大丈夫そうなのだが、問題は味だ。この際友達も呼んで見ようかな。なんて思い付けば早足で携帯電話を取りに向かい。)
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