斉藤 蒼空 2013-07-24 16:52:26 |
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いや、ごめん…くく!
(つい相手の行動が何でだか笑えて声を出し笑ってしまう。「大丈夫、可愛いなって思っただけだから」と頭を撫でている。自然な彼女が羨ましい、自分は偽りの、嘘の自分でしかない、皆をただこんな自分で仲良くしていただけだ、そんな思いに苛まれる。罪悪感が急に沸いてくる、嘘、という事は自分は彼女を騙している、という事になるのだろうか…。ふいに彼女をじっ、と見つめてしまう。もしそうならいつかは彼女が自分から離れる日が来る、そんな覚悟さえ持ってしまう。「え、なに…?」と、何事も無かったようにおどけてクスクス、と笑うと意地悪だが可愛らしく見えてしまうだろう笑みを浮かべて、「さー、帰ろうねー。」と誤魔化し、相手を引き寄せ自分の腕の中に収める。
(こちらこそ遅れましたー。)
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