主 2013-07-16 00:51:22 |
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(僅かに後ろを歩む相手から滲む困惑した空気には痛い程に気付いており、先程の己の行為を説明する勇気も場を和ませる気遣いも持ち合わせていない自身に歯痒さを感じ顔を伏せて。もっと幼馴染に相応しい人間だったならどれだけ良かっただろう、相手と接していない期間何度思ったか分からぬ事を痛感しながら一言も発する事無く校舎を出て。自宅が近い故に此処からも暫くは共に帰る事になるが折角相手と下校できるにも関わらず流石に今のままではいけない。)..もうすぐ、夏休みだな。(唇から出たのは何とも在り来たりな言葉で、唐突過ぎるだろうかと後悔しつつも何でも無かったかの様に相手の方へと顔を向けて)
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