主 2013-07-14 22:34:47 |
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―レス見本―
【黒薔ノ国/夜の街中】
相変わらずこの国は枯れていると思う。暴れ狂う国民を見てはいつも感じることは同じだ。でも僕は不思議とこの街を、国を嫌いになることはない。それはきっと居心地の問題だ。このどす黒い雰囲気、妖しく光る街灯、全てが心地良い。もし此処があの忌まわしい白薇ノ国であったら彼処で暴れ狂う国民を無惨に切り刻んでいただろう。
僕はあの国が嫌いだ。
それはいつからだったか、そんなものは覚えていない。物心のついた時からだろう、そう教え込まれたんだ。僕はあの国を滅ぼさなければならない。大地の矛を、奪わなければならない。だが思った。大地の矛を手に入れ、豊かな国が出来た時。この居心地の良い国は一気に変わってしまうのか。
「…馬鹿馬鹿しい。」
邪念を振り払うように頭を軽く振った。
>キャラ回収時レス見本
【黒薔ノ国/朝方の街中】
結局暴れ狂ったアイツは何処に行ったのだろうか。そういえばと思い出した時にはもう、いない。騒がしかった街も漸く落ち着いてきたのか酷く静かだ。それはもうこの国には不釣り合いな程の静寂。皆は何処に行ったんだ?
ふと右手を見ると赤い液体。僕は、何を、していたのか。足元に転がるひとつの塊。よく見ればそれは人間の形をしているようだ。
……嗚呼、思い出した。
あまりに煩いから、暴れるから、処分してやったんだった。
僕はその物体を片手で引き摺り歩く。口元には笑みさえも浮かんでいた。……さて、これを何処に処分しに行こうか。
【我ながら下手くそな文章だと思いました。大体の小説式レスはこんな感じで。】
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