主。 2013-07-09 09:40:59 |
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……どうした ?
(ふと扉の音と同時に柔らかい手の平に触れられた己の前髪。ふと視線を上げると彼女だ。ふう、と小さく溜め息を吐くと、相手を見上げる。今日はまだ大丈夫かもしれない、精神は一応平行か、何かあってからでは遅いから本当言えば常時預かっておきたいものだ。頬杖を付いたまま、相手を見上げた。その壊れた瞳には、何が写っているのだろうか、)
( / そんなお世辞なんて言わないですy、← 。 えと希望、要望、これからの展開とかに疑問、若しくはこのようにしてほしい、! 等がありましたら、お気軽にどうぞdでは、本体はこれにてどろん、)
ん-。体育出られないから、来ただけ。
(緩く左右に首を振って、少しだけ目を伏せて小さく呟く。此の時間は先生に逢えるから、すき。毎日、何時でも同じ、切って貼ったような笑顔を彼に向けて首をこてり、と傾げる。「 だからせんせい、遊ぼ? 」高校生とは思えないような独特の喋り方。勿論誰に対してでもこうなわけではなく、彼にだけこうなっている。光を宿さずに唯々彼だけを見詰める瞳は、鉛筆で塗りつぶしたように黒かった。)
(./ 小説ロルだったり終止形だったりですが宜しく御願いしますね-!、 把握しました。主様もどんどん仰って下さい。 では此方もどろん、
..そうか、
(確か三年は今の時間、体育だったか。ふう、と溜め息を吐くと、己の膝の上を少し空ける。彼女の特等席、とも言えるだろうか。ふう、と小さく溜め息を吐いて、) 今は少しだけ忙しいんだ、悪いが、ちょっとだけ、待っててくれるか ?(子供をあやすように、頭を撫でた。彼女にはこうしか接しては駄目だ。酷い言い方をしてしまえば、直ぐに自分を傷つけてしまう。それは俺も嫌だし、何よりも傷つけて欲しくないんだ)
待つけど。..ここで待ってていいの?
(彼が膝の上を空けた事に胸を弾ませるも、紡がれた言葉に首を傾げて前記を問う。彼女を撫でる彼の手は、大きくて。少しなんかじゃなく、凄く安心する。大人しく撫で受けて、こくりと頷く。せんせいが忙しいなら、わたしも大人しく待ってないと。そんな風に考えながら、彼の返答を待つ彼女。彼の膝上は、彼女だけの特等席だから。知らない人が座ったら――なんて。)
何を今更、いつも座っているだろう、?
(ふう、と溜め息を吐くと、相手を膝の上に座らせた。抱き上げたまま、膝の上に座らせた。彼女はこんなにも軽かったのだろうか、ふう、と溜め息を吐くと、相手の頭を撫でたまま、資料にペンを走らせる。彼女は、大丈夫だろうか、精神発作を起こされてしまうと、生憎、精神安定剤が無くなってしまった。なだめることしか出来ない、というかまあ、俺もあまり薬に頼りたくない。彼女は薬が嫌いだから、薬を見せるだけでも、とか考えてただけで少し怖くなった)
お仕事の邪魔じゃないの..ってうわお、
(急に体が浮くような感覚に思わず声を上げる彼女。其の侭彼の膝の上に下ろされると、膝の上で拳を握って満足気な表情を浮かべる。彼の方を向くような体制になって、髪を結っている紐をするりと外して、髪を指に絡めて弄ぶ。男のひととは思えない、綺麗な髪。出来るだけ彼の邪魔をしないように、手を動かす。早くお仕事終わらないかな、遊びたい。次の授業が何であろうと、別に何ら問題はない。が、残念な事に愛しの彼にお説教を受けてしまうだろう。ふ、と短く息を吐いて。)
...紐、返しなさい。
(するり、と抜けた感触に己の胸元を見れば、また髪で遊んでいる彼女。ふう、と小さな溜め息を吐き出して、ぽふ、と頭を撫でる。早く終わらせたいのは山々だけど、己もそんな仕事人ではないし、何しろ面倒くさがりだ。今日は仕事をしているだけで己を褒め称えたい。彼女の頭を撫でつつ、小さな欠伸を漏らす、と同時に入ってきたのは彼女の担任教師、如何にも強引に連れて帰らせるつもりだ。ふう、と溜め息を吐いて、教師を見造る。ほら、やはりとも言えるだろうか、ずんずんと此方に向かっては相手の腕を握る。体育終わりで赤く、上気した頬は、まるで獣のように気持ちが悪い。「やめないか、」強引に引っ張る彼を睨みつけて一言。)
..お仕事終わったら、ね。
(口端だけ上げて、にこりと笑う。ぎこちない笑い方。其れでも、彼女なりの愛情表現。彼の髪から手を離して紐を指で弄びながら小さく鼻唄を歌う。撫でられる感覚は心地好くて、双眸を細める彼女。そんな"しあわせ"な時間も束の間、頬を染めながら入室してきた教師。ぐいっと、彼女の腕を引く。やだ、やだやだやだ、触らないで、キモチワルイ。身体を硬直させて、瞳には不安と恐怖心がぐちゃぐちゃに混ざった色が浮かぶ。ただ、想い人である彼を頼る。せんせい、たすけて。)
...こいつは俺があずかっているから、
(小さく溜め息を吐き出して、彼をなんとか追い払った。其処までして連れて行きたいのは分かる、けど、何よりもこいつの事を考えないのが鬱陶しい。彼女の頭を撫でて、背中をとんとん、とゆっくりと叩く。「大丈夫か?」発作が起きない事を、只祈った)
..っ、は、...汚い。汚い汚い。
(息が上がる。其れを必死に整えつつ、担任の教師が掴んだ部分を、もう片腕の袖で拭う。力いっぱいに。だって、汚れたんだもん。せんせい以外が触れるなんて、あり得ないの。少しずつ息を落ち着かせて、額に浮かぶ汗を拭う。目許に浮かぶ涙はじっと堪えて、流れないようにした。)
....もう大丈夫だから、落ち着け。
(真っ赤に晴れ上がり、血が滲み出てきている左手をゆっくりと握れば、右手を抑える。背中をゆっくりとさすって、己の胸元へ引き寄せる。もう平気だから、)
...ん、..ありがと。せんせ、すき。
(彼の胸元へ顔を埋め、腰に手を廻して言葉を紡ぐ。何時の間にか引っ込んだ涙に気付けば、小さく安堵の溜息を零す彼女。左腕がいたい、あつい。制服に付着した赤い血は綺麗とは言い難い。彼女の瞳に、その血はどう見えるのだろうか。ねえせんせい、**してる。)
分かったから、消毒するぞ。
(相手の左腕を握れば、綿に消毒液を含ませて、酷く腫れ上がっている傷口に付着する。オキシド-ルの匂いと彼女の血の匂い。ゆっくりと抱きついて来た彼女の背中を撫でて、小さく溜め息。ふう、と一つ。相手を見造っては、彼女を見つめる。壊れた瞳には光一つ無い。お前を俺は助けたいんだ、それは偽善なんかじゃない、本心。だから、お前にされる事なら俺は何でも受け入れてやる。)
...滲みるね。何かじわじわする。
(傷口に滲みる消毒液に表情一つ変えずに淡々と述べる彼女。白い綿に滲む赤い血の色と消毒液が混ざって、汚い色になっていく。既に壊れた彼女は、それを見詰めて何を想うのだろう。傷口にじんわりと優しく滲む消毒液に、目を伏せる。彼女自身、壊れているのは自覚しているんだろう。...でも、せんせいを想えるなら、わたしはどうなってもいいの。)
痛いか?
(少し相手を見上げる形になるか、己は所謂椅子に座りつつ、治療をしてる訳だし。コットンで軽く拭えば、とんとん、再度血を拭き取る。今の時間は、もう3時限目か、ふう、と溜め息を吐いて、頭を静かに撫でた。)
ん-ん。ぜんぜん。
(痛いのには慣れてるの。とは流石に云わなかった。心配してもらえるのは嬉しいけど、怒られそうだから。頭に彼の手が乗せられると、撫で易いようにと少し頭を下げる。次の時間は何だったっけ。出たく、ないな。)
...そうか。
(言おうと飲み込んだ言葉は安易に予想出来た。彼女は、きっと痛みに慣れているんだろう。それは様子を見ていて分かる。ゆっくりと立ち上がり、相手を見這ると、「次の授業、何だったか?」とか続けて己は棚をごそごそ。どうせ帰りたくないって駄々をこねるのは承知だし、何しろそれも受け入れるつもりだ。だから、俺がせめても教えてやるくらいは出来るし。)
( えと、参加者様がもう居るので、..申し訳ないです )
...何だったっけ。..え-ご?
(彼の言葉に首を捻って記憶を辿る。勉強は不得意でもないが英語は苦手な彼女。異文化というものにあまり関心が無いのだろうか。きっと"海外行かないし日本人だし英語なんて出来なくていい"というパターンだろう。ふと視界の端に入る手首の傷跡をさり気無く隠して、曖昧に答えた。)
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