明山 静 2013-07-08 01:20:10 |
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ん ? なんでや。エロ本でも読んどったんか ?
(返事を待てと言われると上記を告げくすくす、と口角が上がる。ふと視線を相手の机に向けると「また勉強か。」そこにはたくさんの参考書が広がっていた。自分もそろそろしなかんなぁ、と少しもする気は無い様子の口調で呟き乍彼のベッドへ腰掛ける。)
アホか、俺が読まないの知ってんじゃん。
(あんな、下らない風俗雑誌。と吐き捨てては「当たり前じゃん、早く単位取って休みたいし。」と、しら、と言えば相手の隣に座り向き直って
知ってるけど言ってみただけやん。
(反抗してくる相手の機嫌を損ねてしまっただろうか、と小さく肩を竦め乍上記告げる。「なら邪魔しちゃったなぁ、」と悪いとも思ってもおらず口先だけ。此方を向く相手をちら、と見るが近くにあった参考書に手を伸ばすとぺらぺら、とページを捲る)
お前は見てそうだけどね。
(嫌味のような事を上記に述べて素直に口にしては、はぁ。と溜め息をして、「別にいいよ、そろそろ辞める気だったし。」と、目線を外してそのまま後ろに倒れベッドにぽすり、と横たわり天井を見て
何。やきもち ?
(相手の意外な言葉に少し気になり上記をおちょくるように呟く。しかし事実そんなわけもなく、彼で頭がいっぱいなのだ。恥ずかしいのかそんなことは口に出来ず「眠いん ?」と寝転がる相手の顔を覗き込む。)
は、んなわけないじゃん。
(ツン、と顔をそらして上記を言えば、馬鹿じゃないの。そんなのにヤキモチなんか妬きたくないし。と心では思い、逸らした顔のまま「眠くはない」と首を振って、疲れた顔をして
はいはい、
(どうせ彼はそんなに自分に興味がないのか、と分かったというように上記を告げる。顔を逸らす相手を暫し見遣ると「疲れてんなら寝なかんやん」と彼の髪にそっと触れて)
そんなのにヤキモチ妬きたくないから。
(と、今度は口に出して綺麗な彼の瞳を見つめながら拗ねたような口調で言ってみては「ほんと、馬鹿。」と苦笑いして。「眠くないんだよ。」と、呟き触れられてばピクン、と反応してしまい隠すように布団の中へと逃げる。
子守唄でも歌ったろっか ?
(くすくす、と冗談混じりに上記告げれば相手の髪を撫でるのを止める。布団の中に潜ったらなにも出来んやん、と眉間に皺寄せて顔を顰める。)
…じゃ、勝手に唄えば?
(「聞かないけど。」と付けたし可愛げもなく言って、「なんなら、一緒に寝る?」と、冗談を悪戯に口にしては見て、布団から少し顔を出しては微笑み。
寝ない、
(相手の誘いにゆるゆると首を左右に振る。「無理ばっかしとるからや、」疲れ顔の彼に忠告する様に告げると「お邪魔だと悪いからそろそろ帰るで」とまだ寝転がる相手に片手をひらりとするものの立とうとはせず)
なんだ、つまらないね。
(苦笑しては、起き上がり気にした様子もなく「もう、帰るの?」と、珍しく引き留めるような声で問いかけては、「ほんと、つまんない。」と一言溢して
帰る、とか言わんと起きてくんないやろ。
(作戦通り起き上がった彼を見遣ると口角上がる。そっと抱き締めては「はよ、ぎゅーしてや。俺が入ったらしてくれると思っとったわ。」相手の体温に頬が緩む)
騙すなんて酷いよ、馬鹿。
(そっと、腕を回しては抱き締めて緩む頬を堪えては、「ばーか」と、さっきとは違う声色で笑いも含んだ言い方でぎゅ、として
騙される方も悪いやろ。
(くすくす、とどこか子供っぽい相手に笑みを零す。「なんならちゅーでもするか ?」と冗談混じりに告げると相手の首筋に額を寄せる)
んっ…馬鹿じゃないの…(と、笑う相手から、視線を逸らすと赤い顔になり。「幼馴染みとキスなんて…」と、呟きを溢してくすぐったそうに笑えば唇を近づけて。
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