初めての恋<nl>

関根＞
…！関根さん！
よかった、君を探していたんだ…
（相手に駆け寄り）
昨日、僕の生徒手帳を見なかったかな？
見つからなくて…
（困った表情で）

»紺野君
これですよね？
(相手に持っているものを見せ

関根＞
これだ、ありがとう
（受取り）
君に迷惑かけてごめん
（頭を下げ）

»紺野君
こちらこそ迷惑をかけてしまってすいません。
(一礼して

関根＞
君は悪くないよ、ぶつかったのは僕のせいだし
（微笑み）
何かお礼をしようか…何がいいかな？

»紺野君
お礼なんていらないですよ？
(ﾆｺっと笑い

関根＞
いいや、悪いよ…
（少し考えて）
君、甘いものは好きかい？

»紺野君
大好きです♪♪
(ﾆｺﾆｺと微笑み

関根＞
よかった…
先日ｵｰﾌﾟﾝしたばかりのﾃﾞｻﾞｰﾄﾊﾞｲｷﾝｸﾞのお店
今週末、行かない？
勿論、僕の奢りで。

»紺野君
行きたいです♪♪
(満面の笑みで答え

関根＞
じゃあ決まりだね。
（微笑）
週末、昼過ぎに駅前…でいいかな？
女の子は支度に時間がかかるだろ？

»紺野君
了解です！

(/今何曜日ですかね？www

関根＞
（ﾁｬｲﾑが鳴り）
あ、そろそろ行かないと…
生徒手帳、ありがとう。
また、週末！
（早歩きで高校の校舎へ向かい）


/確かにw合わせますよ？

»紺野君
はい！　
(手を降り


(/じゃあ木曜日で！

高校校舎に戻ると
同級生たちにからかわれた。
無理もない。関根さんは体育系の部活では、高校校舎でも知らない人がいない。
ただ落とした物を受取っただけだと説明しても、同級生たちの容赦ないからかいは放課後まで続いた。

さて、生徒会に行かないとな…
（廊下を歩き）


/了解です。

»紺野君
何でだろう……寂しいな。
(うつむきながら廊下を歩き

向かいの校舎に関根さんがみえた。なんか元気がないな…
時間を見ると少しだけ時間に余裕はある。
からかわれないよう周囲を何度も確認した。よし、誰もいない。
足早に関根さんの元へ…


関根さん！
今から部活？
（微笑みながら声を掛け）

»紺野君
え？あ、うん。
(ちょっと明るくなり

関根＞
そっか…
そういえば関根さん、何部だっけ？

（ｽﾎﾟｰﾂ系の噂は聞くけれど知らないんだよな、と考え）


/少し落ちます/時間見つけﾚｽ返しますね

»紺野君
陸上部です！
そろそろ行かないと怒られちゃうんでまた！
(走り去り

(/了解です！

関根＞
陸上かぁ、関根さんにﾋﾟｯﾀﾘだね
（微笑み）
うん、また…
（見送ると時計を見て）
そろそろ僕も行かないとな…
（早足で生徒会室へ向かう）

»紺野君
やっぱり寂しい。部活にも集中できない。
(ベンチに座りため息をつき
今日はもう帰ろ。
(顧問に帰ると伝え更衣室へ

定例会の間もずっと関根さんの事を考えていた。
どうしたんだ、僕は。
ふとｹｰﾀｲが目に止まった。そうだ、連絡先を交換していなかった。
今度会うときは絶対、連絡先を交換しよう！
…そんな事を考えながら、部活から帰ろうと玄関へ向かい


（ついｷｮﾛｷｮﾛと彼女の姿を探し）
…いるわけないか…（溜息）

ここのパクってるトコありましたよwww話めちゃくちゃ同じwww

42…誰？
↑
関根さん、これ、どうする？

»紺野君
はぁ～………。なんで頭から離れないんだろう。あの笑顔。
(ぶつぶつ言いながら玄関へ向かい



(/無視します。

関根＞
………あ
（反対側から来る彼女を見つけ）
関根さん！！
（思わず大声で呼び、廊下を全力疾走）よかった…ﾊｧﾊｧ…探していたんだ…
（微笑みながら息を整え）


/了解しました

»紺野君
え？私を探してたんですか？
(いきなり呼ばれ近づいてくる先輩に戸惑い

関根＞
あ…えっと、その…
（つい赤くなり）
ほら！連絡先…交換していなかっただろ？
（漸く動揺が治まり、相手にｹｰﾀｲを見せる）

»紺野君
そうでしたね！はいコレ私のアドレスです。
(微笑み書いた紙を渡し

関根＞
ありがとう…
（紙を受取ると、付箋に自分のｱﾄﾞﾚｽを記入し）
これ、僕のｱﾄﾞﾚｽ…
何かあったら、連絡して？
（微笑みながら付箋を渡し）

»紺野君
ありがとうございます。
(満面の笑みで受け取り

関根＞
（一緒に帰ろうと誘うべきか？
いや、ﾅﾝﾊﾟみたいで嫌われてもな…
と頭の中で葛藤し始め）
…………………。

»紺野君
先輩？どうしたんですか？
(悩んでいる先輩を心配し

関根＞
はいっ!!
（突然名前を呼ばれ思わず返事をしてしまい）
あ、いや…
（深呼吸をして平常心を取り戻すと）
気を付けて帰ってね…じゃあ！
（玄関と逆方向に走り出し）

»紺野君
待ってください………。
一緒に帰りませんか？
(うつむきながら喋り

関根＞
……え!?
（誘われるとは思わず驚き）
いいの？…いや、喜んで！
（微笑み相手に駆け寄り）

»紺野君
良かった………。
(ﾎｯとして
じゃあ、帰りましょうか！

関根＞
あぁ、そうしよう
（微笑むと彼女の隣を歩き出し）

»紺野君
………。(何もしゃべれずただ歩き続け

関根＞
（何か話題を、と考えに考えて）
関根さんは中3だよね…
高校は今のところ？
それとも他、受けるの？
（こんな話題しかふれない自分が情けないと思いつつ）

»紺野君
今のままにするつもりです。部活辞めたくないので……
(急に話題をふられ焦るも淡々と話し

あげー

関根＞
そっか、よかった…
（つい本音が口に出て慌てるが）
…部活の皆も関根さんが他高に行ったら
残念だろうし、寂しがるだろうからね
（どうにか誤魔化せたかな、と心配になり相手の顔を見て）

(/すぐに来られず、すいません！

»紺野君
私、ここから離れたくないんです……。部活の子もそうですけどね。
(作り笑顔をして

(/返事おくれてすいません！

関根＞
…そっか
後輩思いなんだね（微笑み）
あ、僕はあっちだから（次の交差点を左、と呟き）
…またね！


(/此方こそ申し訳ない！最低でも毎日は来ます！

»紺野君
え、あ、はい！
(もう少しでバイバイか………っと思いながら返事をして
では、また明日！さようなら、先輩。
(別れ際に笑顔を作り手をふる

関根＞
（彼女と別れて一人で帰路を歩く）
…緊張した（小さく呟くと自分の家に）

»紺野君
(家に着き
なんで、先輩の事ばっかり気になるんだろう……
明日も一緒に帰りたいな………

翌日の昼休み
お弁当を食べながらｹｰﾀｲを眺めていた
僕から連絡をしたら、嫌がられたりしないだろうか…
ふと来週の期末試験の事を思い出し
当たり障りのない話題でメールを送ることにした


[関根さん
紺野です。メール、届いたかな？
来週は期末だね。後悔の無いよう万全に。]

»紺野君
お弁当を食べ終えた頃。携帯が鳴った。
あ、先輩からだ♪
(嬉しさがこみあげ

[紺野先輩
蘭です。ちゃんと届いてますよ。頭悪いんでまた最下位かな………]