+ 2013-06-30 16:57:44 |
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>11の名無しです!
遅れてしまい申し訳ありませんorz!
_徹夜決定・・・か。
(人気の無いオフィスにカタカタと響くのはキーボードを打つ音。夜の12時ともなると残っているのは己ぐらいしかおらず、何時もの活気が無いため照明までもが暗く感じる。_アイツだけは許さない。その中で1人思い出すのは先ほどの出来事。「先輩、俺今日用事あるんで、あと任せました!じゃ、頑張ってくださいね!」無邪気な笑顔と共に己に仕事を押し付けオフィスを出て行った部下に、今更ながら怒りがこみ上げてきた。ワックスで軽く固めている髪をクシャリ、と片手で乱すと同時に大きな溜息を零し、パソコンに記録中のデータと残りの積み上げられた部下の分の書類の山を虚ろな視線で見つめると、思わず「アイツは何でこんなに書類を貯めているんだ・・・馬鹿か。」と愚痴を小声でボソリと零して。続いて12時半を指そうとしている時計の針へと視線を向けると徐に椅子から立ち上がり、ぐう、と手を上に伸ばし背筋を逸らし。ふは、と短く息を吐けば気晴らしに珈琲でも飲もうか、とオフィスの扉を開き、コツコツと足音を響かせながら自販機へと歩みを進めて。)
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