クロネ 2013-06-26 19:09:05 |
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極意4
思い込みが激しい人は、
話をねじ曲げる
話をしている途中でこちらの言葉を遮って「わかる!わかる」と、相づちを打ってくるような人がいます。
話を途中まで聞いて、勝手にその後のストーリーを理解したつもりになっているのでしょう。
思い込みで、会話を進めていってしまう人によく見られる特徴です。
当然、相手が話したかった話の展開が、その人の想像通りだったとは限りません。
むしろ、話がズレているケースがほとんどだと思います。
こうした話の聞き方は、話をねじ曲げてしまったり、誤解のもとになるため、上手な聞き方だとは言えません。
話を遮ってしまっていることを、本人が自覚しているケースもありますが、多くの場合、本人が気づかずに行っていることもあるため、厄介です。
当人は、話がわかるヤツ、あるいは頭の回転が速いと思っているかもしれません。
話を聞いているうちに、いままでの人生経験から、きっとこういう展開になるだろうと悪気もなく判断しているのです。
会話のペースが自分とは違うため、相手の話が終わるまで待つことができずに、そのような行動に出てしまっているのかもしれません。
こうした話の聞き方をしていると、当然、相手にはきちんと話を聞いてくれないといった不満が溜まっていきます。
そして、本当はもっと違う内容の話をしたかったのに……、と、悩みを打ち明ける気持ちも失せていってしまいます。
したがって、思い込みが激しい人は話を聞くのが下手なのです。
思い込みが激しい人との会話は端から見ていると、話が盛り上がっているケースもあり、会話がきちんと成立しているように見えることもあります。
しかし、それは表層的なコミュニケーションをしているに過ぎません。
こうした思い込みが激しい人とは、決して深いところでは分かりあうことができないのです。
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