クロネ 2013-06-26 19:09:05 |
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極意2
いつの間にか尋問口調。
二度と相談されない人の聞き方
後輩や部下がいて立場上、相談を持ちかけられることがあるけれど、プライベートになると、急に誰からも相談されないといった人がいます。
あるいは、相談はされるけれど、いつも一度きりで、その後はパッタリと頼られなくなるような人です。
二度目の相談がないのは、的確なアドバイスをしたからだと、思っていませんか?
もちろんそうだと良いのですが、本当は相談する相手としてふさわしくないと、判断されてしまった可能性があります。
とくに話を聞いているうちに、「尋問口調」になっていく人は要注意です。
最初は黙って相談を聞いていても、「あれはどうなっているんだ?」「じゃあ、××の件はどうしたんだ?」などと、話を聞いているうちに気になる疑問が湧いてきて、次々と質問を浴びせてしまうのです。
そして、気がつくと、いつの間にか尋問口調になっているのです。
本人は親身になって相談を聞き、事態を理解するために質問を浴びせているだけなのかもしれません。
ただヒートアップしただけで悪気はなかったとします。
でも、相談を持ちかけただけなのに、尋問されては怒られたような気分になってしまいます。
そんな相手に悩める胸の内を吐露するとは到底思えません。
これは仕事ができる上司によく見られるコミュニケーションです。
相談者がやってくると、腕組みをして、「さあ、話してみろ!」とばかりに、高圧的な態度を取っているケースもあります。
この構図は、どこか飲酒検問に似ています。
飲酒検問を受けると、飲酒をしていなくても、警官が尋問口調だと不快に感じるものです。
やましいことがなくても、だんだん口が重くなり、質問に答えるのもイヤになってきます。
相手が尋問口調だと、『会話の空気が悪くなる』のです。
一応、話を聞く態度を見せていますが、相手や話に対する敬意がなく、話を聞く姿勢としてふさわしくないと言えるのです。
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