主 2013-06-22 18:50:00 |
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…な、なんだよ…。
(背中を洗い終えたらしい彼からスポンジを受け取るとなるべく後ろの相手に見えないようにとまるで思春期の女の子のごとくぎこちない様子で残りの部分を洗っていき。腰に巻いたタオルをずらしながら足先の方まで洗い終えそのことにほっと息をついていると不意に髪に何やら違和感を感じ、泡を全身に纏ったまま軽く首をかしげるようにして振り返ると髪に触れているらしい彼が見え。何事にも過剰になってしまっている自覚を感じながらも疑問の声を漏らすと、それに対する彼の要求と共にこめかみへの口付けを受け。艶っぽい雰囲気になったかと思えば自制を利かせているのか急に可愛らしいふれあいをしてくる彼に何ともくすぐったい気持ちになり少々照れくさがるようにもじもじと横髪の辺りを片手で握ると斜め下の方に視線を泳がせながら「…かみ、なら…その、別にいい…けど…。」などと声を返して。)
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