主 2013-06-22 18:50:00 |
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(リビングへと相手より一足先に来たはいいもののよく考えれば一応客人の自分が先に来たからといって朝食の準備を勝手に始めるわけにもいかず、そもそも先程の自身の行動を大胆にやり過ぎたか少しだけ後悔するとともに次第に熱帯びてくる頬にどうすることも出来ず。)
ーー…俺、ちゃんと普通に出来るかな…。
(相手への好意を自覚した今となると学校で僅かに顔を合わせただけでも可笑しな表情をしてしまう気がしてぽつりと呟くと、熱を持ったままの頬にぴとりと両手を添えて。一先ずカーテンくらい開けるべきかと手持ち無沙汰に耐えかねて閉まっていたカーテンを引くと窓から眺める気持ちのよい朝の情景に薄く笑みを浮かべながらぐっと大きく伸びをして。)
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